ネットでトラリピを検索するとネガティブなイメージも強いですよね。
投資信託から個別株まで様々な資産運用をしてきた私としては、こんなに低リスクでコスパがよい運用はないと思っています。
昨年からの大荒れの相場をなんなく乗り越え25.5%の年利回りを達成しました。逆にこの実績を聞くと怪しい感じがしますよね笑 たしかに、設定次第では当然リスクが高くなりますので、すぐに資産が溶けてしまうこともありえます。
しかし、逆に言えば自分の設定次第で「リスクを極限まで抑えて堅実に運用」することもできます。
また他の投資信託やETFなどと比べて、比較的安定的に利益が積み上がっていくイメージです。
こんな人におすすめ!!
NISAはすでに満額入れているけどステップアップしてほかの投資にも挑戦したい方、会社を辞めて自由に暮らしたい方、家族との時間をもっと作りたい方、副業を始めて収入の柱を増やして安定した収入がほしい方などに
ではさっそく、トラリピとの出会いから(いらない??)順を追って紹介していこうと思います。
トラリピとの出会い
2021年9月、当時アメリカ個別株の運用を始めようと本屋に関連の本を買いに行った時でした。そこで目に留まった一冊の黄色くて薄い本。
「トラリピ?なんだそりゃ。なーんだFXか。。よくあるやつね。」と思いながらも、パラパラパラとみていくと、今までの自分の頭では想像できなかったような手法で興味を持ちました。
さっそくその本を購入し、トラリピの口座を開設しました。
その本がこちら↓
こちらの本はトラリピのやり方というよりは、どちらかというと筆者の方のトラリピを始めたきっかけや心構えなどが多く書かれている印象で、やってみたいという気持ちを掻き立てる内容でした。
また、ネットで検索すると、たくさんの人がトラリピの紹介をされていたのですが、もっと体系的に知りたい!と思い以下の本を購入しました。
この本+ネットでかき集めた情報をもとに勉強していき、今に至ります。
トラリピとは、FXでの注文方法の略称のこと
「トラップリピートイフダン」を略してトラリピと呼んでいます。ちなみにこれはマネースクエアHDが特許を取得しているものになります。
説明は以下、マネースクエアで公開している動画ですが下手に説明するよりも動画を見て頂いたほうがわかりやすいかと思います。
トラリピのメリットとデメリット
ここまでトラリピのメリットのみ紹介させてもらっておりましたが、当然ながらデメリットもあります。そのデメリットが許容できない方にはおすすめできません。
通常のFXと比較する形で簡単に表でまとめてみました。
メリット | トラリピ (FX自動売買) | FX (FX手動売買) |
相場の予想 | 時系列を気にせずざっくりレンジで決めることが出来る | 買うタイミングも売るタイミングも予想する必要がある |
時間 | 一度設定してしまえばレンジから外れない限り何もする必要がない | 自分が常に監視している必要がある |
リスク | 設定次第だが、リーマンショックレベルに耐えられる設定にしておけば基本的に乱降下はむしろ稼ぎ時 | FXの腕次第では大きく稼ぐことができるが、大損する可能性もある。 |
デメリット | トラリピ (FX自動売買) | FX (FX手動売買) |
利回り | 短期間では大きな利益を取れない | 短期間で大きな利益が取れる可能性がある |
評価損 | 仕組み上、常に評価損益はマイナス | 狙い通りにチャートが動けばプラス |
不得意な相場 | 右肩上がりや、右肩下がりの相場に弱い(レンジ相場に強い) | 特になし(トレーダーの力量による) |
ロスカット | 自分の予想を超える(自分の設定でいえばリーマンショック以上の)動きあった場合強制ロスカットされる恐れがある | 相場が大きく動いたとき、自分の取引余力によっては強制ロスカットされる |
いくら低リスクな設定をしていても、「確実に」資産が守れるかと言われれば確実ではありません。
ですのでトラリピを始める際は、最初は少ない金額で始め、慣れたころに追加で入れていくことをおすすめします。また、トラリピに関してツイッターで発信されている方も多くいますので参考にされるといいかもしれません。最終的に設定を確定させるのは自分ですので全て自己責任になりますが。。
と、少し怖いことを言いましたが、運用金額を増やしていくほど、リスクを取らない設定にしていれば問題はないかなと個人的には思います。まずは少額からやってみてはいかがでしょうか?
おすすめできる人、できない人
前述した通り、いくらトラリピといえどFXなのでロスカットの可能性があります。大前提として、そこを許容できなければやめたほうがよいです。
他の運用方法と比較しておすすめできる人、できない人を表でまとめてみましたので確認ください。
ここでは、よく資産運用で耳にする「投資信託(S&P500」と「高配当株」を引き合いに出して比較してみます。
トラリピ | 投資信託 | 高配当株 | |
前提条件 | リーマンショックに 耐えられるレベルの設定 | S&P500連動投資信託 | 日米高配当株 |
手軽さ | 最初の設定と、レンジを 超えてしまった場合の設定が必要 | 発注するだけ | 発注するだけ |
リスク | 想定と逆方向に大きく相場が動いてしまった場合強制ロスカットされる可能性がある。(設定次第) | 長期の下落相場の場合、資産は目減りする | 減配、株価下落の可能性あり |
年利 | 約+20%(設定次第) *hitsujipapa実績より | +8.71% *hitsujipapa調べ | +3~5% hitsujipapa調べ |
利益種類 | キャピタルゲイン (ただし、自動売買のため、実質的には利益が積み上がっていく) | キャピタルゲイン (資産の売却によって得られる利益) | インカムゲイン (資産の保有によって得られる利益) |
おすすめ できる人 | ・リスクを正しく理解している人 ・中~長期的に資産を増やしたい人 ・なくなってもよい余剰資金で運用する人 ・1ヶ月に一度程度は設定を確認できる人 | – | – |
おすすめ できない人 | ・リスクを理解していない人 ・短期的に資産を増やしたい人 ・完全にほったらかしで運用したい人 | – | – |
ひつじパパの運用実績
私が運用開始したのは2021年の11月で、現在の運用資金は約200万円です。上記でも少し触れていますが、年利換算で平均20%程度の利益が出ております。
200万×20%=40万 ←12か月の利益
40万÷12か月 ←約3.3万円/月
上記グラフが実際の運用実績になりますが、2022/7~現在の設定で運用を始めているので、そこからの利益で計算しております。(2022/6まではUSD/CADで運用していない)
設定を真似るだけですので、だれでも同じ利益を出すことができます。ただ、慣れるまではスタートとして30万円程度から始めたほうがよいかと思います。
最後に
今回はざっくりトラリピの説明、、と思いましたが書きたいことが多すぎてちょこちょこと脱線してしまっております。申し訳ありません笑
資産を運用する前の私は、会社の給料以外でお金を稼ぐことはなんだか罪悪感がありました。しかし、このご時世で会社がいつ倒産するかもわからず、倒産したらもう会社は守ってくれません。
今、目の前にいる奥さんや子供の笑顔のためにも、死ぬまで幸せに生きていけるように、今のうちに資産運用を始めましょう!!
幸せなトラリピライフを!!では!
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