OUTPUT読書術 アバタローさん著

読書術

こんにちは、ひつじパパです。

どうせ読書をするなら読書の仕方を学ぼうということで、「読書術」を勉強していた時期がありました。

その中でもおすすめの本を紹介していきます。
本書で出てくる読書術の中で特に今の自分に落とし込めそうな内容をアウトプットしていきます。

読書をすることで得られること

読書をすることで癒しが得られる

PexelsによるPixabayからの画像

読書療法、別名「ビブリオセラピー」と呼ばれるもので人々が抱える問題の解決を本で援助する技法のことです。

なんとイギリスでは代替医療として政府に公認されていたり、イスラエルでは読書セラピストが国家資格になっているそうです!それだけ読書という行為には癒す力があるんですね。

たしかに読書をするようになってから、イライラしても自分でコントロールすることが出来るようになったように感じます。(多分、そういうアンガーマネジメント系の本を読んだからでしょうが)

アウトプットすることでトレーニングになる

UnsplashVictor Freitasが撮影した写真

どれだけ高いプロテインを飲んでも一切トレーニングをしなければ効果を期待できないのと同じように、どれだけ良い本を読んでもアウトプットをしないのであれば効果はない。

私が読書をするようになって3年になりますが、実は、メモ帳に書き留めたり、ハイライトしたりを始めたのがここ1年くらいの話です。

それ以前にも読書はしていたのですが、今のように読書をしている最中、読書し終わったあとの達成感や無敵感は、当時はなかったように思います。また、読んだ内容を今後に活かそうという考えも、本を読んだ直後はあるが、しばらくすると読んだことも忘れる、なんてことはよくありました。

そう考えるとアウトプットをすることは、自己成長や自己肯定感向上に間違いなく繋がっていると思います。そう思うようになってからは、2度手間?ではありますが、すでに読んだ本も見返して読書ノートを作るようにしています笑

アウトプットフローの可能性

アウトプットまでの基本的な型

Karolina GrabowskaによるPixabayからの画像

基本的な「型」として、整理→理解→編集→出力 を紹介していました。

私自身も本書を参考にこれと近い形で本を読み、発信しています。

整理→本を読みながらハイライトを引いていく
理解→マインドマップの形式でハイライトの内容をノートに書いていく
編集→作成したマインドマップをみながら、B5の紙1枚に収まるように内容を自分の言葉で記載
出力→インスタorブログに発信

このようなフローにし、それぞれの工程に日数を空けることで、読んだ本をより記憶に留めておくことが出来るためおすすめです。

私が実践している方法も時間があるときに紹介しようと思います。

身につく力

上記フローを回していく中で、わかりやすく説明する力、コミュニケーション能力、構造化する能力が身につくと著者のアバタローさんはおっしゃっておりました。

たしかに、「どうやったら読者の方に伝わるだろう」と考えることは、自分の頭のなかで理解するよりも何倍も時間を使いますし、悩みます。

そういう意味では、上記の3つが自然と身についていくのは当たり前ですよね。
私自身も、話すのが苦手ですが、こうやってブログを更新するのに悩むことで少しずつ成長していければなと思います。

アウトプット読書術の方法

言葉の温度を拾い読む

AnjaによるPixabayからの画像

文章の最初と最後を確認する

文章の順番として、序論、本論、結論という構成になっているという話は、どこかの国語の授業で聞いたことありますかね?

その中の、序論、結論に著者の意見が反映されやすいとのことでした。

確かに、本論では具体的な事例だったり、序論で話しているテーマに関する補足のイメージがありますよね。極端な話、最初と最後だけ読めば話の大筋は理解できそうですよね。

ただ、結論だけを読むのと、なぜその結論になったかを一緒に読むのとでは、後者のほうが圧倒的に記憶に残ると思うんですよね。

なので、完全に読み飛ばすのではなく、パラパラくらいは読んだほうがいいのかなと個人的には思います。自分だけで理解するだけならいいですけど、誰かに話をしたい!となったときは具体例があったほうが話しやすいですし。

強調表現や、譲歩構文に着目する

強調表現
最も重要なのは~、一番の秘訣は~、~を最優先すべきだ

譲歩構文
しかし、ところが(逆説の接続詞)

上記のような表現や構文のあとには、必ず大事なことを言いそうですよね!笑
先ほどの「文章の最初と最後を確認する」と組み合わせて使えば効果は抜群です!

付箋を効果的に使う

Jose Antonio AlbaによるPixabayからの画像

自分が読んでいる中で重要だと思う箇所があれば、そこに付箋なり、ハイライトをする。
それは今まで自分もしていました。しかし、良書であればあるほどその付箋の量が増えてしまい、その本で本当に得たかったことや大事なことがぼやけてしまっていました。

そんな中で、本書で紹介されていたのが、

・一章あたり1枚だけ付箋を貼る
・その中でも一生記憶しておきたいトップ5を選出する

たったそれだけ?と思う方もいるかもしれませんが、これは自分にとって革命的で、正直この内容が本書で一番自分にとって有益な内容でした。

今までの私は、びっしり何ページにも渡って文字で埋め尽くされている読書ノートを作ることが「目的」になっていました。しかし読書は「目的」ではなくて、目的を達成する「手段」ですよね。

そのことを改めて思い出させてくれる内容でした。

OUTPUT読書術で人生のケーススタディを貯蔵する

人生生きていく中で、楽しいこともあれば辛いこともありますよね?あのときああすればよかった!など後悔もたくさんあると思います。

しかし、それを事前に予期して対策できていたらどうでしょうか。

一切のケーススタディを知らないままに生きていくことは、過去問なしで最難関大学の受験に挑戦するようなものと著者の方がおっしゃっておりますが、まさにその通りで、

当然、全て正しい選択を選べるわけもないし、常に正しい選択をする人生が幸せな人生かと言われればそうではないといえますが、少なくとも知っているのと知らないのでは雲泥の差があると思いませんか?

今の自分の状況なんて誰にも理解できるわけない!!と思う人もいると思いますが
人類が始まって以来、誰も経験したことのない初めての経験でしょうか?そんなわけないですよね。

たいていの悩みは誰かが経験し、検索をすればたくさんの書籍が候補に出てくると思います。
もし、何か悩んでいることがある人はぜひ騙されたと思って本を調べてみてください。

きっと今のあなたの悩みにフィットする書籍があると思います。

おわりに

ご覧頂きありがとうございました。

この本を読んで理解し、自分のものにすることで、読書がより一層深く楽しいものになり、人生のタイミングによっては人生の方向性を決める運命の書籍と出会えるかもしれません。

今回紹介させてもらった内容は本書のほんの一部でしかありません。
もっと知りたい!もっと読書術を知りたいという方は、是非手に取って読んでみてください。

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