男の子のしつけに悩んだら読む本 原坂一郎さん著

子育て

私ひつじパパは2人の男の子がいます。よく、男の子と女の子で成長スピードが違うとか、何もかも全然違うといいますよね。

私自身は女の子を育てた経験がないので周りのパパ友に聞いてみたりするのですが、やっぱり男の子は手がかかると感じる方が多いようです。

ですので今回は題名の通り、「男の子の育て方」にフォーカスした書籍です!

一般的なこのような本は男女共通の内容を紹介していますのが、この本はそういう意味では少し踏み込んだ内容になっており、男の子を育てている私も参考になる内容ばかりでした。

この本を読んで自分が感じたことや、行動していくことをまとめました。

男の子のしつけ

UnsplashCDCが撮影した写真

男の子と女の子の差

男の子は、とにかくなんでも自分が興味を持ったことやそうしたいと思ったことは、後先考えずに行動してしまう。

女の子は、その行動をしてしまったときの結果を考えてから行動するし、そもそも触りたいと思わない。

女の子は大人というか成長が早いといわれるゆえんはここにありそうですね。

親が気にしているのは世間?

公共施設などに行って、子供が静かにできないとき、親として「静かにさせなきゃ」と考えますよね。

実はそれって子供のためを思ってというより、「注意していない親」と周りの人から思われてしまうことを恐れているのではないでしょうか?

当然、長期的にはしつけとして子供に伝えなければいけないことではありますが。

確かに、私自身も、周りの子供がうるさかったりすると「親はなにしてんだ?」と思うこともあります。逆にいうと、いくら子供がうるさくても、親が注意している姿があれば「大変そうだなー」とほほえましい気持ちで見れていることに気付きました。

ですので、公共施設にいって子供がうるさくしていても、親が注意している姿さえあれば、ある程度は周りは優しい気持ちで見てくれていると思います。(もちろん限度や個人差はありますが)

もちろん、図書館や美術館などではそれは当てはまらないと思うのでそこはTPOに合わせて、という感じですがね。

そもそもの前提として、「しつけ」ってすぐにできるようになることを望んでするものではなくて、長期的に身に付けてほしいからしているんですよね。だからすぐその場でできるようになるなんてあり得なくて、しつけをした時点でしつけは完了しているんですよね。

叱らずに自分で行動させる

無理やり言うことを聞かせた場合では、その場に怒る人がいるかいないかでその子が行動を選択してしまう原因になり得るそうです。

言葉で子供を説得し自分で行動させることを意識しましょう。

男の子がのびのび育つしつけないしつけ

Unsplashkazuendが撮影した写真

10回言って改まったらラッキーだと思う

気長に繰り返し伝える。大人もスポーツクラブなどに行ってコーチに言われたことをすぐにできないのと同じ。

させたいことは具体的な言葉で伝える

5Wを使わない。

悪い例良い例
いつまで起きてるの?もう寝なさい
なにしてるの?早く片付けなさい
どこいくの?戻っておいで
どうしてそんなことをするのそれはしたらダメ

罰予告方式で言うことを聞かせようとしない

脅しの言葉をかけない。

悪い例良い例
片づけないならもう連れて行かない片付いたら一緒に行こう
テレビを観てるならおやつは無しテレビを消したらおやつにしよう

親が少し変わるだけで子供は大きく変わる

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あきらめると子供にもっと優しくなれる

子供が産まれたばかりの頃は、「お話してくれてもいいのに」などということを自然に諦めている。

出来なくてあたりまえと思うと余裕が出来て笑顔になりもっと優しくなれる。

文句は二言目に言う

子供の行動や気持ちを認めたうえで文句を言う。

好奇心を少しだけ満たしてあげる

子供はすぐ飽きるのではなく、すぐに満足する。

子供がしたいと言っていることが、わがままや人に迷惑をかけることでない限り少し叶えてあげるだけで子供は嘘のように変わっていく。

子育てが楽になるちょっとした考え方

悩みごとは人ごとにするといい解決策がみつかる

友人から相談されたように自分の悩みを客観的に捉える

一番の願いは叶っていることに感謝する

子供が産まれた直後は、健康であればなんでもいいと思っていたはず。

今の悩みは何番目の悩み?

無い物探しではなく、あるもの満足を

子供は今いてくれるだけで素晴らしいこと。本当は今すでに幸せであることに気づく。

子供は親に足りないところがあってもいいところばかりをみている

おわりに

いかがでしたでしょうか?

本書は男の子の子育てに関する内容で、共感するところばかりでした。

なんども読み返して自然に適切な声掛けや行動が出来るようにしていきたいところです。

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