読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑さん著

読書術

こんにちは、ひつじパパです。

どうせ読書をするなら読書の仕方を学ぼうということで、「読書術」を勉強していた時期がありました。

その中でもおすすめの本を紹介していきます。
特に樺沢先生はたくさんの書籍を執筆しており、私の大好きな著者の一人です。
本書で出てくる読書術の中で特に今の自分に落とし込めそうな内容をアウトプットしていきます。

なぜ読書は必要なのか?

なぜ読書が必要なのでしょうか?本書によると得られる8つのことがあるそう。

結晶化された知識→情報は1年たつと古くなるが、知識は10年経っても古くならない。ネットでは体系的に学ぶことができない。たしかに、ネットだと断片的な内容がほとんどですもんね、、ネットでは1つ1つの点を学ぶことができる。本は点と点をつないだ線、あるいは面を学ぶことができるイメージですかね。

時間→様々なハウツー本が出版されている。つまり、他人の成功や失敗という経験をお金で買うことができる。自分で1から学んでいくのと比べると格段に時間を節約できる。

健康→人間の悩みは大体共通しており、本に書いてある方法を試すことで、解決軽減できる。また、人間は解決法を「知るだけ」でストレスが軽減されることが分かっている。

  • どうしたらいいのかわからない状態が一番ストレスが強くなる。
  • 言語情報が入ってくると興奮が抑制されネガティブな感情が鎮まる。
    「痛いの痛いの飛んでいけ」が最たる例。
  • 6分の読書で68%のストレスが軽減される。

人生の変化→人間は思いつかないことを実行することは出来ない。可能性すら思いつかないのにそれに向けて準備することは不可能。

読んだら忘れない読書術

三度目の正直読書術

さまざまな脳科学研究を集約すると、最も効果的な記憶術として、最初のインプットから7~10日以内に3~4回アウトプットすることがあげられる。以下の4つのうち3つを1週間で実行する。
・ハイライト(付箋)
・本の内容を人に話す
・SNSでシェアする。
・書評、レビューを書く。

15分読書術

15分というのは、脳科学的に見て極めて集中した仕事ができるブロック。また、その中でも初頭努力と終末努力と言って、最初と最後の5分がさらに集中力が高くなる。つまり、15分刻みで仕事をし、それを積み上げていくことが最適かもしれない。

守破離読書術

守破離とは・・・日本での茶道、武道、芸術などにおける学びの姿勢を示す言葉。

守→師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。

破→師の流儀を極めたあとに他流を研究すること

離→自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと

自分がその分野でそのステージにいるか意識して本を読む。(なぜか多くの人は初めから「離」の本を買いたがる。笑

そしてそれは、自分を成長させる位置づけでいえば

苦手分野→守
得意分野→破、離

となる。

なお子育てにおいては、長所を優先したほうがやる気を引き出しやすい。

セレンディピティ読書術

セレンディピティとは・・・素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること(Wikipediaより)

何かを探しているときに、探しているものとは別の価値のあるものを見つける能力や才能のことだが、本当の偶然の出会いはなく必然の出会い。(選択的注意→脳は自分にとって必要な情報を集める。)

温泉採掘読書術

温泉の採掘には、試し堀りと、本堀りがある。何箇所か試し掘りしてみて(本を読んでみて)温泉がでたら本堀り(集中的に読む)する。

温泉が出るかわからない(興味があるかわからない)ところをいきなり本堀りするのは時間のムダ。

おわりに

今後の読書において、間違いなく有益な本でした。

読書が好きな方で「内容をすぐ忘れてしまう」などお悩みの方にはもってこいの本かと思います。

是非手に取って読んでみてください!!

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